スポンサーリンク
【首あっため】で回らなかったろれつが回復したNさん(60歳・男性)のお話になります。
Nさんが極度の冷え性になったのは、1997年に心房細動(しんぼうさいどう)を発症して薬を飲み始めてからになります。
マラソン中に胸が突然苦しくなって、救急搬送をされたのです。
心房細動は、血液の循環を司る心房が細かく動く、一種の不整脈です。心房内の血液がよどんで、血栓ができやすくなるので、たびたび脳梗塞や心筋梗塞の原因となりがちなんです。
ですので、その血栓を溶かす薬を飲み始めたのですが、その副作用によって身体が冷えるようになってしまったのです。
それまでのNさんは冷えとは全く縁のない体質で、基礎体温も36℃台でした。ですが、冷え性になってからというもの、基礎体温は35℃台に低下しました。はじめは信じることができず、体温計が壊れたものだと思っていたくらいでした。
ですが、体温が下がるとともに、身体に色々な不調が出始めたのです。体温の調節がうまくできずに、突然汗がふきだす発汗異常が起こったり、胃の冷えすぎで、冷たいものが一切とれなくなったのです。背中も強ばって疲れやすくなり、一年中寝るときも靴下が欠かせなくなりました。
さらに悩まされたのは、冷えと心房細動の影響で脳にまで血液が行き渡らないのか、言葉がうまく話せなくなったことです。
心配になって診療所に行ったところ。ろれつの回らないNさんを診た先生は、最初、血栓による脳梗塞を疑っていたのですが、検査をしても脳に異常はありませんでした。やがて、その原因は冷えにあるようだと診断されたのです。
そこで5年前から【首あっため】を始めるようになりました。自分がリラックスしているときに合わせて毎日行うようにしたところ、今までは、疲れがたまると動けなくなるくらい不調だったのに、【首あっため】を行うと、その場で動けるくらいに回復したのです。
それから、回らなかったろれつもゆっくりと話せるまでになりました。沈んで聞き取りにくかった声がしっかりと出ていることを自覚できるようになりました。
体温も朝から36℃台になるまで上がり、身体のリズムが整ってきたことを感じています。
さらに続けて冷え性とは完全におさらばしたいと思っています。
スポンサーリンク
2015-09-12 08:00
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
[編集]
コメント 0
コメントの受付は締め切りました